長崎県に四つある被爆者団体のうちの一つ「長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会」の川野浩一議長(85)が退任し、後任の議長に川副忠子事務局長(81)が就いたことが27日、団体などへの取材で分かった。川野さんの体調面を考慮し、25日の総会で交代を決めた。
1歳で被爆した川副さんは取材に「核兵器を巡る今の世界のきな臭い状況を見ると、原爆の被害が伝わっていない。継承に力を入れたい」と抱負を語った。
長崎県に四つある被爆者団体のうちの一つ「長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会」の川野浩一議長(85)が退任し、後任の議長に川副忠子事務局長(81)が就いたことが27日、団体などへの取材で分かった。川野さんの体調面を考慮し、25日の総会で交代を決めた。
1歳で被爆した川副さんは取材に「核兵器を巡る今の世界のきな臭い状況を見ると、原爆の被害が伝わっていない。継承に力を入れたい」と抱負を語った。