松本剛明氏
松本剛明氏

 自民党の松本剛明元総務相(66)=衆院兵庫11区=が、27日公示予定の衆院選に立候補せず、今期限りで引退する意向を固めたことが19日、関係者への取材で分かった。体調不良が原因とみられる。近く正式に表明する。後継指名を受けた妻の孝子氏(66)が立候補に意欲を示しているという。

 松本氏は東京都出身。東大法学部を卒業後、銀行員を経て、旧防衛庁長官だった父十郎氏の秘書官になった。旧民主党から立候補した2000年に初当選。党政調会長や衆院議院運営委員長を歴任し、菅直人内閣で外相を務めた。15年に離党、17年に自民入りし、岸田文雄内閣の22年に総務相として再入閣した。衆院議員歴は通算9期。

 孝子氏は取材に「党の公認が得られれば、立候補したい」と話した。

 姫路市内では同日、兵庫11区の党公認候補選定に向けた県連の会合があり、関係者によると、孝子氏のほかに同市の山田基靖副市長(43)、県議の戸井田祐輔氏(43)=姫路市選挙区=の名前が挙がったという。県連は、候補者一本化に向けて調整を進める。(有島弘記、真鍋 愛)