兵庫県姫路市のマンション駐車場で住人の会社員男性(33)が刺殺された事件で、事件前に現場付近を車や徒歩で行き来する男の姿が防犯カメラの映像に写っていたことが、県警姫路署捜査本部への取材で分かった。写っていた男の特徴は、県警が殺人容疑で逮捕した自称解体業、小出慶二容疑者(49)と似ており、捜査本部は容疑者が下見をしていた可能性があるとみている。
小出容疑者の逮捕容疑は20日午前8時ごろ、姫路市岩端町のマンション地下駐車場で、男性の腰を刃物で突き刺し、殺害した疑い。男性はマンション4階の自宅を出て、地下駐車場で襲われたとみられる。傷は背中に1カ所で、死因は出血性ショックだった。
捜査本部によると、事件直前、現場周辺を軽乗用車で通り、車を降りて歩き回る男の様子が防犯カメラ映像で確認された。別の場所に車を止め、降車して歩く姿もあったといい、男性が住むマンションに向かう道の状況などを調べていた可能性があるという。
事件直後、マンション北側を足早に歩く男の姿も防犯カメラの映像に写っており、男は近くで軽乗用車に乗り込み、自ら運転して走り去ったという。軽乗用車はレンタカーで、契約情報から小出容疑者が浮上した。
同容疑者は、事件から3日後の23日昼過ぎ、現場から約320キロ離れた石川県七尾市内で逮捕された。調べに「今はしゃべるつもりはない」と話している。
小出容疑者は神戸市内に住んでいたことがあり、捜査本部は男性との接点を調べている。






















