衆院が解散してから一夜明けた24日、兵庫県内の立候補予定者らは衆院選(27日公示、2月8日投開票)に向けて続々と街頭に立った。自民党と日本維新の会が連立与党を組み、立憲民主党と公明党が新党「中道改革連合」を立ち上げるなど、構図は激変。解散から16日後の投開票は戦後最短という「超短期決戦」が事実上、スタートした。
兵庫1区で、中道から立候補を予定する前職の井坂信彦氏(51)は、解散後すぐに帰神。24日朝から、神戸市灘区のJR六甲道駅前でマイクを握り、「ガソリン減税と食料品の消費税ゼロを実現し、皆さんの財布にお金が残るようにする」と協調した。
井坂氏が代表を務めた立民兵庫県連は3、11、12区を除く9選挙区に候補者を擁立し、全員が中道の公認候補として立つ予定だ。
兵庫3区から、立候補予定の維新前職の和田有一朗氏(61)も、24日午前にJR垂水駅前で訴えた。
昨年10月に自民との連立政権に合意した維新は、兵庫の10選挙区で当選を目指す。和田氏は「今回はこの政権を組んだことの是非を問う選挙になる」と力を込め、2年間に限った食料品の消費税率ゼロの実現や、防衛施策の推進にも力を入れると強調した。
その維新と連立与党を組む自民党は、公明党への選挙協力で見送ってきた8区に新人を擁立した。2区を除く11選挙区に立てて議席増を図る。
戦う構図が様変わりしたのは、かつて自民と連立与党を組んだ公明も同じだ。2区と8区で勝利を重ねてきた公明は、前職2人が中道に合流した上で、比例近畿に転じる。
また国民民主党は3区と11区に公認候補を擁立。共産党は全12選挙区に、れいわ新選組は8区に新人を立てる予定。参政党は新人4人が出馬を表明している。
(井上太郎、田中宏樹)























