神戸市水道局は、垂水区と西区の県営住宅など3カ所で5~6月、真ちゅう製の水道メーター28個の盗難を確認したと発表した。市内では、西区の市営王塚住宅や市営玉津西住宅でも水道メーターがなくなっており、4~6月の被害は計37個(計約16万7500円相当)に上るという。
水道局によると、新たに被害が判明した28個の内訳は、垂水区の県営新多聞第二住宅が13個、西区の県営赤羽鉄筋住宅が6個。県住宅供給公社が所有する西区の別の集合住宅でも9個がなくなったが、公社側の意向で詳細を明らかにしていない。
いずれも水道の使用がない空き部屋などで、委託業者による定期検針や市の調査で判明し、水道局は管轄する警察署に被害届を提出。入居募集を停止している市内の公営住宅を取りまとめ、水道を使う見込みがない部屋のメーター1055個を撤去した。
被害が確認されたメーターに使われている真ちゅうは、銅と亜鉛の合金。銅の取引価格高騰を背景に、転売目的の窃盗事件が全国的に増えている。持ち去られても気付きにくい空き物件が狙われやすいとされ、水道局の担当者は「水道を3年以上使用しないと分かっている際は、閉栓に合わせて撤去の手続きをとってほしい」としている。(篠原拓真)























