イランの首都テヘランの書店に飾られた前最高指導者アリ・ハメネイ師の肖像=2日(AP=共同)
 イランの首都テヘランの書店に飾られた前最高指導者アリ・ハメネイ師の肖像=2日(AP=共同)

 【テヘラン、ワシントン共同】米国とイスラエルの攻撃で殺害された前最高指導者アリ・ハメネイ師の国葬が4日から執り行われるのを前に、ハメネイ師のひつぎが3日、首都テヘランの大規模礼拝施設「モサラ」に安置され、各国弔問団やイラン指導部が祈りをささげた。国営テレビが伝えた。軍事当局は2日、米イスラエルに対し「いかなる誤算も避けるよう警告する」と述べ、国葬期間中に攻撃しないよう要求した。

 国葬は4~9日にイラン各地で実施され、1500万~2千万人が参列する見通し。4日は米建国250年の記念日に当たり、トランプ政権も祝賀ムードに水を差したくない意向だ。

 イランメディアによると、米国との仲介国パキスタンの軍トップ、ムニール陸軍元帥ら近隣国代表が3日、イランに到着。外務省は約100カ国から要人が参列する予定だと説明した。礼拝施設には、米イスラエルの攻撃で殺害されたハメネイ師の長女や現最高指導者モジタバ・ハメネイ師の妻らのひつぎも置かれ、対米交渉を率いるガリバフ国会議長や、ペゼシュキアン大統領らが追悼した。