男性が刺殺され、倒れていたとみられる現場周辺=2026年1月、姫路市岩端町
男性が刺殺され、倒れていたとみられる現場周辺=2026年1月、姫路市岩端町

 兵庫県姫路市のマンション駐車場で今年1月、住人の会社員木田大助さん=当時(33)=が刺殺された事件で、実行役に殺害を指示したとして、兵庫県警姫路署捜査本部は20日、殺人容疑で、いずれも建設業の田中康伸容疑者(43)=姫路市飾磨区=と三木真輔容疑者(44)=同市大津区=を逮捕したと明らかにした。

 事件を巡っては、既に実行役とされる解体業の小出慶二被告(49)=住居不詳=が逮捕、起訴されている。事件で逮捕されたのは3人となった。

 今回の逮捕は田中容疑者が19日、三木容疑者が20日。さらに、関与した疑いがあるとみて捜査していた30代の男が19日、京都府京丹後市内の路上で死亡しているのが見つかったと明らかにした。自殺とみている。

 捜査本部は、田中容疑者が、殺害された木田さんの勤務していたビルメンテナンス会社を当時経営しており、事件を首謀したとみて捜査。田中容疑者、三木容疑者は小出被告と深い面識はなく、亡くなった男が小出被告と知り合いだったとみている。捜査本部は「詳細な役割は今後明らかにしていく」とし、田中容疑者、三木容疑者の認否は明らかにしていない。

 捜査本部によると、小出被告は、亡くなった男から依頼を受けて殺害した、という趣旨の供述をしている。供述に加え、防犯カメラ映像や押収品の捜査などから3人の関与が浮上した。

 木田さんは1月20日午前8時ごろ、マンション4階の自宅を出てから数分後に、地下駐車場で車に乗ろうとした際に背後から刺されたとみられている。

 小出被告は事件後、付近に止めていたレンタカーで神戸方面へ逃走。3日後、石川県内で身柄を確保されていた。