大山スイカの品定めをする客=JA丹波ささやま大山荷受センター
大山スイカの品定めをする客=JA丹波ささやま大山荷受センター

 夏の味覚のシーズン到来-。兵庫県丹波篠山市の特産品「大山スイカ」が収穫期を迎え、JA丹波ささやま大山荷受センター(同市一印谷、旧大山ライスセンター)で販売が始まった。地元以外ではあまり流通せず、「幻のスイカ」とも呼ばれる。販売は8月上旬頃までの火・金曜の午前9時~午後4時。

 大山スイカは丹波市と隣接する丹波篠山市大山地区で栽培。「富士光」「祭ばやし」の2品種があり、「秀」「優」「外」の等級に分類。大玉できめの細かい果肉や甘みなどが特徴という。

 JA丹波ささやまによると、現在は15軒の農家が計約100アールで育てている。今年は農家により、出来にばらつきがあるというが、「雨と日照に恵まれ、よくできた」と仲島麻央さん。「スイカ部会」の雪岡昌・部会長は「良い天気が続いており、これからさらに甘みを増していくだろう」と期待する。

 値段は重さなどで異なるが、10キロ前後が多く、3千~4千円台が中心だ。訪れた客たちは、ずらり並んだ大玉をたたいて、音で実の詰まり具合などを確かめながら購入。神戸市須磨区の男性(60)は「毎年買いに来る。祭ばやしの歯ごたえや味が好き。自宅用と贈答用にする」と4個も買い込んでいた。同センターTEL079・596・0933(堀井正純)