みなと神戸を舞台に、第11回目となる「神戸マラソン2023」(神戸新聞社など共催)が11月19日に開催される。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年連続延期となった後、昨年は3年ぶりに開催。今年は4年ぶりに通常開催となり、海外在住ランナーも戻ってくる。号砲まであと2カ月。前回大会で入賞した横田歩さんや県警白バイ隊員の坪倉直哉さん、国際交流推進ランナーのパヴェウ・ミレフスキさんに大会の魅力やランナーへのアドバイスを、大会を運営する実行委員会の松本俊裕会長には今大会の変更点やこれからの神戸マラソンについて聞いた。
▼母国の取り組みをアピール
-神戸を訪れたことは。
来日して約3年半、コロナ禍でなかなか各地を回れなかったが、神戸は4回訪れた。外国人に対してオープンな人たちが多く、大好きな都市の一つ。現代的な側面と歴史的な側面を持っていると思う。街並みは非常に整っているが、古くから外国のさまざまな文化や習慣を受け入れてきた窓口であり、国内最大のユダヤ人コミュニティーもある。