みなと神戸を舞台に、第11回目となる「神戸マラソン2023」(神戸新聞社など共催)が11月19日に開催される。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年連続延期となった後、昨年は3年ぶりに開催。今年は4年ぶりに通常開催となり、海外在住ランナーも戻ってくる。号砲まであと2カ月。前回大会で入賞した横田歩さんや県警白バイ隊員の坪倉直哉さん、国際交流推進ランナーのパヴェウ・ミレフスキさんに大会の魅力やランナーへのアドバイスを、大会を運営する実行委員会の松本俊裕会長には今大会の変更点やこれからの神戸マラソンについて聞いた。
▼選手らの声を運営に生かす
-6月に兵庫陸上競技協会の新会長に就任と同時に実行委員会の会長に就任。今後の神戸マラソンをどう考えるか。
住友電工陸上競技部の監督や総監督を計29年間務めた。実業団の元指導者が兵庫陸協の会長に就くのは初めてと聞いた。私のすべきことは、選手を中心とした現場の声をマラソンの運営に生かすことだと考える。