神戸新聞NEXT

 海外で発がん性などが指摘されている有機フッ素化合物(PFAS)について、神戸市が昨年11月に西区の明石川流域を調べたところ、17カ所中9カ所で国の暫定目標値(1リットル当たり50ナノグラム)を超えたことが分かった。国内では排出基準などがないため、市は周辺の約550事業所に対し、排水処理が適切に行われているかを改めて確認するよう文書で依頼した。