バイオリンを奏でる中村友希乃さん=神戸市中央区東川崎町1、神戸新聞松方ホール(撮影・笠原次郎)
バイオリンを奏でる中村友希乃さん=神戸市中央区東川崎町1、神戸新聞松方ホール(撮影・笠原次郎)

 クラシック音楽の若い才能を発掘する「第27回松方ホール音楽賞」(神戸新聞社、神戸新聞文化財団主催)の授賞式と記念コンサートが8日、神戸ハーバーランドの神戸新聞松方ホールであった。新進気鋭の10人が一堂に会し、日頃の研さんの成果を聴衆約250人に披露した。

 審査は昨年8月にあった。音楽賞はピアノの尾崎未空(みそら)さん(29)、稲垣慈永(じえい)さん(21)、バイオリンの中村友希乃さん(29)、トロンボーンの松ケ野土筆(つくし)さん(26)、ホルンの近藤寿奈さん(23)、声楽(ソプラノ)の野口真瑚さん(27)の6人。

 奨励賞にはピアノの中村梨乃さん(24)、北原義嗣さん(26)、石川奈々歩さん(24)、チューバの柳瀬(やなのせ)陸さん(30)の4人が選ばれた。

 神戸市出身でドイツに留学中の中村友希乃さんは、バッハの無伴奏曲「シャコンヌ」を透明感のある音色で丁寧に奏でた。

 受賞を機に、地元での活動にも力を入れたいといい「自分で演奏会を企画し、同じ神戸出身の演奏家と共演したい」と話した。(藤森恵一郎)