母の名が刻まれた銘板に手を合わせる三木健次さん(左)と妻の貞子さん=17日午前7時1分、東遊園地(撮影・大田将之)
母の名が刻まれた銘板に手を合わせる三木健次さん(左)と妻の貞子さん=17日午前7時1分、東遊園地(撮影・大田将之)

 一度でいいから会いたい、声を聞きたい-。阪神・淡路大震災でかけがえのない存在を失った人たちが17日、神戸・三宮の東遊園地で祈りをささげた。31年がたっても癒えない寂しさ。だからこそ、誓う。あなたのことを、決して忘れないと。

 「おまえんとこの実家、えらいことなってるで!」。激震の直後、がれきをかき分けて救助に当たっていた神戸市東灘区御影塚町の会社員、三木健次さん(77)に、顔なじみが教えてくれた。