鉄道ジオラマを見つめる萩尾太一さん。気が付けば、ショーケースがいっぱいになるまで広がった=ハートフルみなとがわ
鉄道ジオラマを見つめる萩尾太一さん。気が付けば、ショーケースがいっぱいになるまで広がった=ハートフルみなとがわ

 兵庫区の神戸電鉄湊川駅近くにある市場「ハートフルみなとがわ」。10年ほど前に閉店した和菓子店のショーケースに、隣接店の経営者が10代の頃にはまっていた鉄道模型を何の気なしに置いた。すると、買い物客らが線路や車両を続々と持ち込み、1周約10メートルのジオラマが完成。「市場の起爆剤になれば」と、持参した車両を走らせることができるイベントを5日に初開催する。(中村有沙)

閉店した店のショーケースにふと飾ったところ…

 最初に模型を置いたのは、市場で天ぷら店を営む萩尾太一さん(56)。隣の和菓子店が閉じた約3年後、残された長さ5メートル、幅70センチほどのショーケースに、管理者の許可をもらって鉄道模型を飾った。