■AIは友達? 脅威?

 「チャットGPT」など生成人工知能(AI)の急速な進化と普及は、私たちの暮らしの風景を大きく変え始めています。調べ物や文書の作成など企業の業務効率化にとどまらず、今や「話し相手」「友達」のような存在としても日常に溶け込む生成AI。一方、AIを悪用した犯罪も増えており、あえて距離を置く人たちもいます。連載記事を通して、AIとの向き合い方を考えます。

■1.17…あの日と今

 阪神・淡路大震災から1月17日で31年。連載記事で、あの日から歳月を積み重ねてきた遺族の記憶、思いの変化をたどります。神戸新聞NEXTでは被災直後と今の街の姿を写真やスライドショー動画で比較。被災地の移ろいを見つめます。また2024年から1月開催となった神戸ルミナリエの模様、被災2年となる能登半島の現状なども伝えます。

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■自閉症の青年が変えた「幸せ」のかたち

 自閉スペクトラム症と知的障害のある兵庫県丹波市の青年が家族、友人、先生らと交流を重ねる中で、周囲の人たちに影響を与えてきたさまを連載記事で描きます。息子を「普通」にしてやりたいと願った母、息子のこだわりの強さを「今は心地良い」と語る父、別人と疑われるほどニコニコして優しくなった先生…。「幸せ」のかたちに問いを投げかける物語です。

■坂本花織、最後の五輪へ

 フィギュアスケートのミラノ・コルティナ五輪の代表最終選考会を兼ねた全日本選手権が閉幕し、今季限りでの引退を表明している女子の坂本花織選手(シスメックス、神戸学院大学出身)が3大会連続となる冬季五輪出場の切符を手にしました。神戸市灘区出身で地元のリンクで幼い頃から練習を重ねてきた坂本選手の足跡を、本人の言葉とともにたどる連載をお届けします。

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■被災地をつなぐ芸術 安藤忠雄さんの「ゴッホ」インタビューも

 2026年2月1日まで神戸市立博物館で開催中の「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」。次の会場は福島で、阪神・淡路大震災と東日本大震災の被災地をつなぐ巡回展となります。文化部の新年連載は、神戸の被災を教訓に福島で引き継がれる文化財レスキューの役割、復興に芸術が果たす力に迫ります。巡回作品を所蔵するオランダのクレラー=ミュラー美術館で新館設計を担う安藤忠雄さんのインタビューも掲載します。

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■万博のワクワク 第2章

 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催された大阪・関西万博では、兵庫県内の企業も新たな技術や商品、サービスを世界に向けて発信しました。波の力だけで発電する装置。一滴の涙で乳がんを診断する技術。体が不自由な人が乗ったまま移動できるモビリティ…。祭典は幕を閉じましたが、その成果を未来へつなごうと挑戦を続ける兵庫の企業を連載で紹介します。

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■駅伝シーズンがクライマックス

 冬の駅伝シーズンがクライマックスを迎えます。1月11日に全国都道府県対抗女子駅伝(京都市)、18日には全国都道府県対抗男子駅伝(広島市)が開かれ、各世代のトップランナーが古里への思いを胸にたすきをつなぎます。兵庫県郡市区対抗駅伝(2月1日、三木市)では、注目の選手らを取り上げる特集記事も配信します。(写真は2025年1月の都道府県対抗男子駅伝)

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■センバツ代表校発表 兵庫勢は?

 第98回選抜高校野球大会(3月19日から、甲子園球場)の出場校が1月30日に発表されます。春のセンバツは秋季地区大会の成績などをもとに選考され、兵庫県勢では秋季近畿地区大会で優勝を飾った神戸国際大付の選出が有力視されるほか、ベスト8に進出した東洋大姫路にも期待がかかります。(写真は2025年11月、秋季近畿地区大会最終日で奈良・智弁学園に競り勝った神戸国際大付)

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■12地域の新年連載 郷土色豊かに

 兵庫県内12の地域ごとに、年末年始に楽しめる郷土色豊かな特集・連載をお届けします。2026年春に大きく生まれ変わる手柄山平和公園の過去と未来(姫路)▽JR播但、姫新、赤穂線の利用者増に向けた地元住民らの奮闘と周辺の魅力スポット(西播)▽コウノトリの放鳥から20年の現在地と行く末(但馬)-など、神戸新聞ならではの記事がたっぷりです。(写真は、現在の手柄山平和公園をメイン会場に開かれた姫路大博覧会=1966年)