日本の小児医療の最先端を担っている兵庫県立こども病院=神戸市中央区港島南町1

日本の小児医療の最先端を担っている兵庫県立こども病院=神戸市中央区港島南町1

 小児科は一般的に15歳(中学3年生)程度までの子どもを対象に、身近な病気から小児がんをはじめとするさまざまな小児難病、さらには超低出生体重児の対応など幅広い診療、治療を行う。

 兵庫県内の小児科専門医は710人が日本小児科学会のホームページで公表されている。県内の71病院に342・8人(常勤換算)が勤務している。

=記事末尾に小児科専門医在籍71病院のランキング

 ランキングでは、日本の小児医療の最先端を担う県立こども病院が73人と圧倒的に多い。2016年に神戸市須磨区からポートアイランドに移転し、機能を充実させた。小児がん拠点病院として隣接する神戸陽子線センターと連携し、全国の対象患者に対応している。