神戸中央市民病院

神戸中央市民病院

 脳血管内治療専門医は、脳や脊髄の血管に関連する疾患を対象に、主に血管内でカテーテルを使って行う治療を専門とする。狭窄した血管にステントを挿入して血流を改善するステント留置術や、血管内に薬剤を直接注入する血管内薬物療法など、高度な技術で治療に当たる。

 日本脳神経血管内治療学会は2022年9月現在で全国1929人を脳血管内治療専門医に認定している。県内では32病院の脳神経外科などに83・3人(常勤換算)が在勤している。

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 県内最多の兵庫医大は全国有数の症例数を誇り、動脈瘤(りゅう)治療では日本で少数の施設しか施行できない「フローダイバーター」を用いた治療に取り組む。