初詣客の記念撮影用に、赤穂大石神社(兵庫県赤穂市上仮屋)は飾り物の羽子板4種類を作った。大石内蔵助や疫病よけの妖怪アマビエなどが描かれており、新型コロナウイルス感染症の早期収束を願う。
コロナ禍の中、参拝客に喜んでもらおうと企画した。大石内蔵助を描いた物(縦80センチ、横28センチ)からアマビエの絵に「悪疫退散」の文字を入れた物(縦53センチ、横19センチ)まで、大きさもさまざま。牛の縁起物の絵に「寿」の字を書いた物や「やっちゃえ!女子部忠臣蔵」のキャラクターもあり、子どもから大人まで男女が楽しめるように工夫した。
飯尾義明宮司は「丑(うし)年に一歩一歩、着実に歩むうちにコロナが沈静化すれば」と願っていた。忠臣蔵大絵馬の前に消毒液と一緒に置く予定。同神社TEL0791・42・2054
(坂本 勝)
