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完成した本を手にする赤穂山鹿素行研究会の飯尾義明会長(右から2人目)ら=赤穂大石神社内の山鹿神社
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完成した本を手にする赤穂山鹿素行研究会の飯尾義明会長(右から2人目)ら=赤穂大石神社内の山鹿神社

 赤穂義士に影響を与えたとされる儒学者、山鹿素行(1622~1685年)の教えを親しみやすい絵と言葉で紹介する本「山鹿素行の教え いろは四十七言葉と絵」が完成した。素行の考え方をまとめた「修養訓」「精神訓」「語類」から文章を抜粋し、いろは順に説明。子どもが理解しやすいよう漢字にルビを振るなど創意工夫した。

 素行は江戸時代前期の軍学者。朱子学を批判して赤穂藩に預けられ、赤穂城内の屋敷に住んだ。その教えは赤穂義士の武士道精神の礎になったとされる。本は素行の教えを次世代に伝えようと取り組む赤穂山鹿素行研究会が発行した。

 例えば「お」では「凡(およ)そ士の職分は文武の徳を兼ね備え、人倫の模範となるにあり」を取り上げ、「社会のリーダーたる者の役割は文武両道の徳を兼ね備え、人としての道を実行する模範となることである」と説明。絵を担当した日本画の左野柏樹(さのはくじゅ)(本名・典子)さん(62)=神戸市西区=が、抜いた刀を見つめる義士を描いた。

 「ぬ・る・ゐ」は適切な文が見当たらず、会員が考えた。ページ数を記した箇所には山鹿家の家紋を重ねている。

 飯尾義明会長たちは「子どもたちに親しんでもらえるように今後、かるたも作りたい」と話していた。

 B5判54ページ。3500部発行。1部500円。赤穂大石神社(兵庫県赤穂市)と赤穂観光協会(同)で販売。同会事務局TEL0791・46・5575

(坂本 勝)

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