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マルフクが制作費を出して完成した山うば(左)と座敷わらしの妖怪ベンチ=福崎町福崎新
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マルフクが制作費を出して完成した山うば(左)と座敷わらしの妖怪ベンチ=福崎町福崎新
マルフクが制作費を出して完成した山うば(左)と座敷わらしの妖怪ベンチ=福崎町福崎新
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マルフクが制作費を出して完成した山うば(左)と座敷わらしの妖怪ベンチ=福崎町福崎新
妖怪「山うば」のモデルは、ガングロで「ヤマンバメーク」をする女子高生=福崎町福崎新
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妖怪「山うば」のモデルは、ガングロで「ヤマンバメーク」をする女子高生=福崎町福崎新
食べかけのりんごあめを放って猫にもたれかかる座敷わらし=福崎町福崎新
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食べかけのりんごあめを放って猫にもたれかかる座敷わらし=福崎町福崎新

 兵庫県福崎町が町おこしの一環で街頭に設置を進めているリアルな妖怪人形に、新作が登場した。1990年代に流行した「ヤマンバメーク」の女子高生をモデルにした異色の「山うば」など2体で、2016年度の事業開始以来初めて、民間企業が制作費を負担。経営者たちは「コロナ禍で沈みがちな空気を和らげてほしい」と期待する。(井上太郎)

 ベンチと人形が一体になった「妖怪ベンチ」シリーズ。町出身の民俗学者柳田国男にちなんだ観光促進策で、17年のかっぱとてんぐを皮切りに、町内の商店前などに計13体が設置されてきた。

 新作の目玉は、高さ150センチ、幅85センチの巨大な山うばで、ガングロにど派手なメークを施したコミカルなデザイン。ルーズソックスをはき、丹念にアイシャドーを塗る姿はほぼ女子高生だが、頭に角が生えている。もう1体は座敷わらし。こちらは高さ40センチ、幅80センチと小柄で、一口かじっただけのりんごあめをほったらかし、猫にもたれかかって休む。いずれも大阪市の模型店「怪物屋」の造形師が考案した。

 新作はもともと、町が20年度の当初予算に制作費を盛り込み原型まで用意していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染症対策費に付け替える形で凍結していた。そこで、同町観光協会の後藤雅一会長(78)が、自身の経営する飲料品卸の「マルフク」(福崎町福崎新)から制作費を捻出したという。

 町によると制作費は1体約120万円で、民間資金での設置は初めて。12日午後、2体が同社に納入されると、後藤さんは「インパクト抜群」と笑顔を見せた。息子で社長の優佳(まさよし)さん(49)も「社業に直接還元されるものではないが、地域が盛り上がる一助になればうれしい」。記念撮影後、山うばは同社前に、座敷わらしは物産館「もちむぎのやかた」(同町西田原)前にそれぞれ置かれた。

 また、本年度中に「小豆洗い」の妖怪ベンチも完成予定。こちらは三森化学(同町福田)が制作費を負担し、居酒屋「くろすけ」(同町西田原)前に設置する。

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