
初公判を終え、神戸地裁姫路支部を後にする村岡龍男被告(中央)=姫路市北条1
兵庫県宍粟市の起業家支援事業を巡る補助金詐取事件で、神戸地裁姫路支部で9日に開かれた元神戸市議、村岡龍男被告(60)の初公判。被告人質問で弁護人に動機を問われると、自身が立ち上げた一般社団法人「ミツマタの郷(さと)」の運転資金や生活費に苦慮していた実態を明らかにした。ミツマタ事業については「活動を続けたい気持ちはある。そのために地域の信頼回復に力を注ぎたい」と力なく述べた。
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