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ラジオを収録する出演者ら=たつの市内
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 ケーブルテレビやコミュニティーFMの拠点がない兵庫県たつの市で、草の根のインターネットラジオ番組「まるまるのそもそもラジオ」が誕生した。コロナ禍で人との出会いや会話が減る中、地元に密着したゲストとの肩肘張らない“雑談”を通して、声のぬくもりを届けている。(直江 純)

 障害者支援に取り組む同市のNPO法人「いねいぶる」の宮崎宏興理事長(47)と、市内で映像制作会社を営む池本和弘さん(38)、福崎千晃さん(37)夫婦がレギュラー役。木工職人や市職員、仕出し店経営者ら多様なゲストを招き、「いろんな生業(なりわい)を無駄に深掘り」と題してトークを繰り広げる。録音はゲスト1組につき数時間に及ぶため、20分程度に分割して配信している。

 番組づくりは宮崎理事長が発案した。ヒントになったのは、支援スタッフとの雑談や会議。「今の話、当事者にも聞いてもらいたい」と思う内容が時折あり、「障害者の就労現場でBGMの代わりに身近なトークを流せないかと思った」という。

 さらに構想を練るうち、無料のアプリを使って一般向けにも公開することに。昨年10月に始めた配信は50回を超えた。

 2月初旬に録音した番組には、「たつの防災士の会」を設立した田野本満男さん(69)らが出演。「災害時に高齢者や障害者らを取り残さないために」などのテーマで語り合った。

 このところ「声での会話」は注目を浴び、文字や写真、動画が主流の会員制交流サイト(SNS)でも、音声限定でやりとりする招待制アプリ「クラブハウス」が国内外で話題を集めている。

 作業療法士でもある宮崎理事長は「コロナ禍で人が集まる機会が減り、『声のぬくもり』が求められているのかも」と推測する。配信の再生回数は計4千回を超えたという。

 番組を聞くには「まるまるのそもそもラジオ」で検索する。

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