コロナ禍でスマートフォンのアプリを活用しての開催となった「第10回赤穂シティマラソンオンライン大会」(実行委員会主催)が20日始まり、オープニングイベントが赤穂城南緑地運動公園(兵庫県赤穂市加里屋)で開かれた。市民ら約50人が参加し、ゲストランナーにアドバイスを受けた後、制限時間の許す限り1キロの外周を走り抜けた。
同大会は20日~3月7日に、同公園など定められた市内3カ所の外周を走り、アプリに記録されたタイムをもとに順位を決める。
この日は、ゲストに2004年世界ハーフマラソン日本代表の岡村輝将さんらを迎えた。念入りなストレッチの後、岡村さんが「残り10分を切ったらスピードを上げよう」とアドバイスし、1キロ4分▽同5分▽同6分▽ジョギングのコースに分かれてスタートを切った。
ランニング仲間や娘と参加した同市の女性(51)は「今は1時間に9周しか走れないけど、オンライン大会中に10周走れるようになりたい」と話していた。(安藤真子)
