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出番が大きく減った姫路お城の女王。海上自衛隊の掃海母艦の歓迎式では、式典時だけマスクを外して花束を贈った=姫路市飾磨区細江、姫路港
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出番が大きく減った姫路お城の女王。海上自衛隊の掃海母艦の歓迎式では、式典時だけマスクを外して花束を贈った=姫路市飾磨区細江、姫路港
テレビロケで鍛刀場を訪れた相生みなとの女王の後藤真由さん(右)=相生市矢野町瓜生、羅漢の里
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テレビロケで鍛刀場を訪れた相生みなとの女王の後藤真由さん(右)=相生市矢野町瓜生、羅漢の里
テレビロケで鍛刀場を訪れた相生みなとの女王の後藤真由さん(右)=相生市矢野町瓜生、羅漢の里
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テレビロケで鍛刀場を訪れた相生みなとの女王の後藤真由さん(右)=相生市矢野町瓜生、羅漢の里

 姫路お城の女王、相生みなとの女王、しそう森林王国女王…。地方の催しの盛り上げに一役買う“ご当地女王”が、新型コロナウイルス禍で活躍の場を失った。出演するはずだった祭りや式典は軒並み中止となり、第4波の懸念も高まる。先行きに不透明感が漂う中、テレビなどメディアへの登場機会を増やしたり、任期を延長したりと各地で模索が続く。(伊藤大介)

 2月中旬、相生みなとの女王の後藤真由さん(21)は兵庫県相生市の感状山に登り、麓の鍛刀(たんとう)場を訪れた。サンテレビの撮影クルーが同行するロケだった。2020年度、女王としての仕事は4件目で、うち3件はテレビ取材やパンフレット撮影。イベント出演は1件にとどまり、「この1年、女王の制服を着たのはパンフレット撮影の時だけでした」と残念がる。

 相生みなとの女王は市観光協会が募集し、任期は2年間。後藤さんは1年目の19年度、観光親善大使として8件の催しに参加した。手こぎ舟のレース「相生ペーロン祭」や特産のカキに舌鼓を打つ「相生かきまつり」など、地元が誇る数万人規模のイベントにももちろん出演した。

 ところが20年度は、感染対策で催しの中止が相次ぎ決定。唯一、制服を着て撮影したパンフレットは、観光協会が自前で発行するものだった。担当者は「女王の出番がまるでない、という事態は避けたかった」と話す。

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 50万都市・同県姫路市の「姫路お城の女王」も出番は制限された。減ったのは大規模イベントだけではない。赤い羽根共同募金の啓発活動など社会的な活動も含め、例年なら1人約50件はあるという活動機会が3分の1以下に落ち込んだ。

 事業を主催する姫路お城まつり奉賛会は21年度の女王募集を中止し、任期を1年から2年に延長。女王の圓尾(まるお)萌さん(21)は「人と触れ合う機会が限られていたので、任期が延びたのはうれしい。コロナが収束し、姫路ににぎわいが戻る日が待ち遠しい」と話す。

 同県たつの市の親善大使「プリンセスたつの」、同県宍粟市の「しそう森林王国女王」も任期が延長された。しそう森林王国観光協会事務局は「イベントが開けない代わりに、テレビや雑誌などメディアへの出演を増やしていきたい」としている。

【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

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