兵庫県相生市の相生湾で30日に予定されていた「ペーロン競漕(きょうそう)」が、秋に延期されることが決まった。播磨に初夏の訪れを告げる風物詩だが、2020年は新型コロナウイルスの流行で中止となり、今年も5月中の実施は見送りに。来年はペーロン伝来から100年。関係者らは「何とか秋こそは開催してほしい」と強く願っている。
ペーロン競漕は中国から長崎県に伝来し、相生では1922(大正11)年、播磨造船所(現IHI相生事業所)の従業員が始めた。100年の節目に向け、市は21年度中に4艇の新造を計画。地元でも文化継承の機運が高まりを見せる。
それだけに関係者のショックは大きい。相生ペーロン協会の田中英彦理事長(61)は「緊急事態宣言が出て、どのチームも練習する機会がなかった。もし宣言が解除されたとしても、準備が間に合わない状況だった」とため息をつく。
選手の確保も懸念される。レースには32人の漕ぎ手が必要となるが、男子チーム南風(なんぷう)、女子チーム天照(あまてらす)の監督も務める田中理事長は「レースがない状況が続けば、選手が集まらないチームも出てくるのでは」と心配する。
一般男子1部で12連覇中の磯風漕友会(いそかぜそうゆうかい)、一般女子を17連覇しているスーパードルフィンで監督をしている相生市看護専門学校の副校長、河田英幸さん(57)も危機感を抱く。
両チームは看護師を目指す学生とOB、OGで構成しており、コロナ禍の医療現場で奮闘する選手も少なくない。1年以上集まって練習をする機会が失われており、「それぞれの個人練習に委ね、今は再開の時を待ちたい」と話した。(伊藤大介)

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