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一棟貸しの宿泊施設として改修された旧木村邸。町家らしい外観は当時のまま=佐用町平福
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一棟貸しの宿泊施設として改修された旧木村邸。町家らしい外観は当時のまま=佐用町平福
旧酒造場に残っていた酒だるをリメークしたテーブル=佐用町平福
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旧酒造場に残っていた酒だるをリメークしたテーブル=佐用町平福

 国指定史跡・利神(りかん)城跡がある兵庫県佐用町平福に、官民が連携して新たな観光拠点を整備している。大正期の建築とされる旧木村邸一帯を宿泊施設やレストランとして改修し、8月初旬にオープンさせる計画だ。運営は、地元商店主らでつくる合同会社「佐用鹿青年部」と、全国で古民家再生に取り組む「ノオト」(丹波篠山市)が立ち上げた「かのね」が担う。(勝浦美香)

 旧木村邸は、向かいの土地で酒造業を営んでいた木村家の住宅。外壁のなまこ壁や袖うだつが特徴で、佐用町が一棟貸しの宿泊施設として改修した。天井の太いはりや、町家らしい外観はそのまま残す一方、居室や浴室にはモダンな雰囲気が漂う。町特産の皆田和紙を使った障子や、酒だるをリメークしたテーブルなど、細部にもこだわりが光る。

 かのねは、町からこの建物を無償で借り受け、8月以降に「NIPPONIA(ニッポニア)平福宿場町」として運営する。同社は東側に近接する酒造場も所有者から寄付を受け、レストランの入る複合施設として整備。利神城の愛称「雲突き城」にちなんだ「酒蔵レストラン kumotsuki」として同じ時期に開業を予定し、地元産品を扱うコーナーや一休みできるテラス席も設ける。

 かのね代表で、佐用鹿青年部の四方田康次さん(51)は「注目の集まる利神城跡と合わせて、地域全体を盛り上げられる場所にしたい」と意気込む。

 7月18日まで、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で支援金を募っている。5千円、1万円、3万円の3コースで、寄付をした人にはレストランや宿泊施設の割引券、利神城ガイドツアーへの参加券などを贈る。

 銀行振込でも1口1万円で支援を受け付ける。総額100万円を目指しており、集まった支援金は一帯の広報活動や、地域活性化の資金として使う。問い合わせはコワーキングスペースのコバコWork&CampTEL0790・71・0024

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