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細長く育った「しそう三尺きゅうり」=宍粟市
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細長く育った「しそう三尺きゅうり」=宍粟市

 最長で3尺(約90センチ)ほどになる「しそう三尺きゅうり」が、兵庫県宍粟市、市職員大砂正則さん(53)の畑で収穫期を迎えている。短いキュウリに比べ、水分が少なくて歯ごたえが良く、市内では多くがかす漬けに加工されている。畑では細長いキュウリが垂れ、ユニークな光景を演出している。

 1950年ごろ、同県姫路市安富町の農家が奈良県の「大和三尺きゅうり」を取り入れ、宍粟市内で栽培が広がった。60年代には神戸に販路が広がるなど最盛期を迎えたが、短いキュウリが食卓の主流になると栽培農家が減っていった。今では出荷用に栽培するのは大砂さんのみといい、“幻のキュウリ”とも呼ばれる。

 大砂さんは市役所で特産品を扱っていた10年前に、生産をやめる農家から種を引き継いだ。約7アールの畑で無農薬栽培し、年間約700キロを収穫する。今年は6月に雨が多かったため成長が早いという。

 大砂さんは「歴史ある宍粟の特産品を受け継ぐことは名誉。ぜひ一度、味わってほしい」と話す。(村上晃宏)

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