土砂災害特別警戒区域４１１４カ所 姫路・西播磨３年で２・６倍に

2021/8/4 05:30神戸新聞NEXT

土砂災害特別警戒区域の指定状況を反映させた姫路市のハザードマップ＝姫路市三左衛門堀西の町

　土砂災害発生の恐れがあり、住民に被害が及ぶ危険性が特に高い「土砂災害特別警戒区域（レッドゾーン）」が、兵庫県の姫路・西播磨５市６町で計４１１４カ所（６月末時点）に上ることが分かった。県による指定作業が各市町で進み、西日本豪雨があった２０１８年からの３年間で約２・６倍に増加した。各市町はハザードマップを更新するなどして周知の徹底を図るが、指定箇所数は膨大で、該当エリアの世帯数や人口の把握は進んでいない。（田中宏樹）

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。