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協力を呼び掛ける粟井モネさん(左)と佐藤嵩真さん=赤穂市役所
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協力を呼び掛ける粟井モネさん(左)と佐藤嵩真さん=赤穂市役所

 兵庫県赤穂市出身で大阪芸術大映像学科4年の粟井モネ(本名・森音)さん(22)が、卒業制作となる長編映画を古里で撮影しようと計画している。赤穂での映画作りは長年の夢で「歴史文化や自然が豊かな赤穂の魅力を発信したい」と力を込める。一方、新型コロナウイルス禍でアルバイトができなくなり、スタッフの宿泊費などロケ費用を自己資金ではまかなえないため、資金協力を呼び掛けている。(坂本 勝)

 粟井さんは尾崎小、赤穂東中、相生産業高を経て大阪芸大に進んだ。2歳のとき、JR播州赤穂駅隣の映画館で、アニメーション映画「千と千尋の神隠し」を祖母と見たことが最も古い記憶だという。

 今回、自主制作する映画は「紅海月(べにくらげ)」。「理想の青春、友情とは」をテーマに粟井さんが脚本も手掛けた。20歳の大学生、ヨシタカが生き別れた母に12年ぶりに会いに行くと、現れたのは12年前に空想で生み出した女性アサノだった。2人の不思議な夏の体験を描く。

 粟井さんと同じく赤穂出身で同大舞台芸術学科4年の高原大夢(ひろむ)さんも出演。同学科4年で神戸市出身の東宮綾音(とうみやあやね)さんが主演する。

 大学のある大阪府南部からの遠征ロケを9月に予定。播州赤穂フィルムコミッションなどの協力を得て、約15人が市内で10日間宿泊する計画だ。

 粟井さんは「脚本には、18歳まで赤穂で過ごした実体験も入れた。お世話になった赤穂に恩返しし、映画の道に進むきっかけをくれた祖母にも見てほしい」と話す。撮影を担当する佐藤嵩真(しゅうま)さん(22)は「景色の素晴らしい赤穂で、登場人物の感情面まで映画に映し込みたい」と意気込む。

 映画は約70分。来年2月に完成予定。大阪芸大などで上映するほか、赤穂市御崎の桃井ミュージアムでの試写会も計画する。

 同市のクラウドファンディング応援事業で資金を募る。2千~10万円のコースを設け、目標額は180万円。寄付はサイト「キャンプファイヤー」で8月31日まで。

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