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少人数制の「アトリエ田疇 造形教室」で指導する小西貴美子さん(右)=宍粟市
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少人数制の「アトリエ田疇 造形教室」で指導する小西貴美子さん(右)=宍粟市

 幼児から高校生までを対象にした少人数制の「アトリエ田疇(でんちゅう) 造形教室」が9月、兵庫県宍粟市山崎町上牧谷にオープンした。近くにギャラリー「物|事 田疇」を構える造形作家の小西光裕さん(39)、貴美子さん(39)夫妻=同町=が開き、貴美子さんが講師として指導。頭と感性をフル回転させて創作に取り組む楽しさを伝える。(村上晃宏)

 「これは何?」「木だよ。こっちは空」。作業に熱中する小学生たちが元気よく答える。この日は、色鮮やかなマーブル模様の紙で月謝袋を作成した後、余った紙を貼り付けて思い思いの形を表現した。豊かな想像力が発揮される時間だ。

 山崎小学校1年の長女(7)を通わせる女性(34)=同市=は「家ではできない体験ができる。子どもの可能性が広がる機会になれば」と目を細める。

 小西さん夫妻は沖縄県立芸術大と同大学院で学んだ。光裕さんの実家にUターンし、2019年にギャラリーを開設した。貴美子さんは子ども向けの造形教室を開くのが夢で、自宅の一部を改装してオープンした。

 幼児、小学生、中高生の3クラスで指導する。幼児や小学生は絵の具やクレヨンで絵を描いたり、粘土や木工で立体造形に取り組んだり。中高生は基礎のデッサン力と実技を養うといい、「美大志望の中高生にも対応したい」という。

 アートに触れるだけではない。月謝袋の作成時も、展開図を見せて「どうすれば袋ができるのか」と物の構造を教え、表現方法や素材の特性を学ばせる。はさみやカッターなど道具の正しい使い方も指導する。

 貴美子さんは「技術力はもちろん、物事を多角的な視点で考える力を育てたい。子どもが伸び伸びと手を動かし、自分を見つめる教室を目指す」と話す。

 幼児は木、金曜(月3500円)、小学生は木、金、土曜(月4千円)、中高生は土曜(月5500円)に実施。講義内容によって月ごとに教材費が別途必要。見学や無料体験もある。申し込みは「物|事 田疇」のホームページで受け付ける。

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