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 新型コロナウイルスのワクチン接種で、兵庫県の中・西播磨5市6町に9月末時点の2回接種率を年代別に尋ねたところ、各市町とも若くなるほど接種が進んでいない現状が浮き彫りになった。とりわけ10代は低く、1割程度にとどまる姫路市や宍粟市は専用の接種会場を設けるなどしてスピードアップを図る。2回接種の完了時期は、6市町が10月中、5市町が11月中を見込んでいる。(井上 駿)

 10代のワクチン接種を巡っては、厚生労働省が6月、米ファイザー製の公的接種の対象を「16歳以上」から「12歳以上」に引き下げた。米モデルナ製も8月に「18歳以上」から「12歳以上」に変更された。

 ただ、全国的に高齢者への接種が優先され、中・西播磨の5市6町でも小中学生の接種開始は7月上旬~10月上旬にずれ込んだ。若年層に副反応を懸念する声が広まったことも影響したとみられる。

 こうした事情を踏まえ、各市町は対策を進める。姫路市は12~16歳専用の接種会場として市内五つの医療機関を指定し、集団接種の準備も進める。清元秀泰市長は今月5日の定例会見で「第5波でワクチンの有用性が認識され、若年層にも『打ってみよう』という意識が広がってきた」との見方を示した。

 10代の接種率が8・2%の宍粟市は、希望者に接種日を指定する方式を採用しており、10代は10月中に集中して実施する。

 一方、10月上旬に希望者全員の接種完了を見込む佐用町では、10代も既に7割以上が1回目を終えている。同町の担当者は「対象者が少ないこともあるが、防災無線や公式の会員制交流サイト(SNS)などで広報したのも奏功したのではないか」とする。

 全体の接種率が8割を超える神河町は、小中学生向けに夏休みに集団接種を実施し、9月には大学生や若手の社会人向けに午後5時以降の時間帯を設けた。同じく8割超の上郡町は希望者の接種漏れを防ぐため、今月に入って未接種者に案内チラシを送付した。

 9月末時点では20代、30代の2回接種率にも自治体間の差が目立ち、6割を超える町がある一方、3割程度にとどまる市もある。65歳以上の高齢者については各市町とも9割前後に達し、60~64歳もほぼ8割を超えている。

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