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 4年ぶりとなる衆院選が19日に公示される。兵庫11、12区はいずれも自民のベテランに野党新人が挑む構図となりそうだ。両選挙区はこれまでも与野党の候補者が激しく議席を争ってきた。政権選択の機会を前に、2000年以降の姫路・西播磨の戦いを3回に分けて振り返る。(衆院選取材班)

■2009年 民主圧勝で政権交代

 2005年の郵政選挙で大勝した自民党だったが、小泉純一郎首相の後を継いだ安倍晋三政権(第1次)は07年の参院選で歴史的惨敗を喫した。参院では野党が過半数を占める「ねじれ国会」が生まれ、同政権は1年で退陣した。

 続く福田康夫政権は民主党との大連立をもくろんだが1年ともたず、後任の麻生太郎政権も自身の失言や相次ぐ閣僚の辞任などで支持率が低迷。リーマン・ショックで経済も打撃を受け、09年7月、追い込まれるように衆院を解散した。

 自民か民主か。政権選択が選挙戦最大の焦点となり、兵庫11区と12区でも両党の候補が事実上の一騎打ちを展開した。

 当時、民主は上げ潮ムード。11区の松本剛明氏は「政権交代の時が来た」と気勢を上げ、12区の山口壮氏は「新しい日本にチェンジ」と勢いづいた。一方、自民は防戦を強いられた。11区の戸井田徹氏は民主の公約を「ばらまきそのもの」と批判。12区の河本三郎氏も「甘い言葉にだまされないで」と訴え、逆風をはね返すのに躍起となった。

 結果は、民主が全国で308議席を獲得して政権交代を実現。県内12選挙区でも民主系候補が11勝した。11区では松本氏が戸井田氏に約6万票、12区では山口氏が河本氏に約3万票の差をつけて完勝。ともに比例復活すら許さなかった。

■2012年 自民が政権返り咲き

 「コンクリートから人へ」の掛け声のもと、国民の期待を集めて誕生した民主政権も短命が続いた。

 鳩山由紀夫政権は沖縄の米軍基地問題で迷走し、菅直人政権時には東日本大震災が発生。東京電力福島第1原発事故などの対応で批判を浴び、震災の約半年後に退陣した。民主政権で3代目となった野田佳彦首相は消費税増税を柱とする社会保障の一体改革を押し進め、12年11月に衆院を解散した。この時、支持率は2割を切っていた。

 政権復帰を目指す自民は、11区に大学准教授の頭師暢秀氏、12区には弁護士の岡崎晃氏を擁立した。さらに、自民でも民主でもない「第三極」の登場により09年とは構図が一変。当時の橋下徹大阪市長が旗揚げした日本維新の会が両区にも独自候補を立て、ともに共産を加えた4候補による選挙戦となった。

 守勢に立たされた松本氏と山口氏は大きく票を減らしたものの、築いてきた支持基盤で逆風に耐えて当選。ただ、県内で民主の議席を守ることができたのはこの2人だけだった。全国でも57議席にとどまった民主はわずか3年で下野し、294議席を獲得した自民が政権に返り咲いた。

 首相に就いたのは再登板となる安倍氏。この後、「1強」と呼ばれる政治が続くことになる。

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