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江戸時代のかるたなど和歌の歩みについての資料が並ぶ会場=室津海駅館
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江戸時代のかるたなど和歌の歩みについての資料が並ぶ会場=室津海駅館

 和歌や百人一首をテーマにした特別展「しきしまの道~和歌の世界」が、兵庫県たつの市御津町室津の室津海駅館(かいえきかん)と室津民俗館で開かれている。現存する日本最古のかるたや、和歌にちなんだ古文書など約60点を展示している。11月28日まで。

 瀬戸内海の交通の要衝として古代から栄えた室津は、沖合に浮かぶ三つの「唐荷(からに)島」が「辛荷の島」として万葉集に詠まれ、和歌の名所を指す「歌枕」の地としても知られる。

 目玉展示の一つが、江戸初期に作られ、日本最古とされる「百人一首歌かるた」だ。公家文化の影響を受け、絵札に描かれた歌人の頬部分に紅が入っている点が特徴という。近年の競技かるたに関する展示や、百人一首をモチーフにした切り絵作品なども並ぶ。

 室津海駅館ではこのほど解説イベントもあり、約20人が参加。同館専門委員長の柏山泰訓(やすのり)さん(73)と、たつの市教育委員会の岡本一馬学芸員(24)の説明に耳を傾けた。岡本さんは「万葉集は元号・令和の出典にもなった。現代にまでつながる和歌の魅力を感じてほしい」と話した。

 両館とも午前9時半~午後5時。高校生以上200円(2館共通券300円)。原則月曜休館。室津海駅館では11月14日に野本瑠美・島根大准教授による記念講演会、同27日に2度目の展示解説がある。ともに午後2時からで、事前の申し込みは同館(TEL079・324・0595)へ。

(山本 晃)

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