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リモート取材に応じる桜井勇介さん(右下)と毛利ひかるさん(左下)=赤穂中央病院
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リモート取材に応じる桜井勇介さん(右下)と毛利ひかるさん(左下)=赤穂中央病院

 新型コロナウイルスの収束が見通せない中、困っている人を助ける意思をさりげなく示す活動を、赤穂中央病院(兵庫県赤穂市惣門町)を運営する医療法人伯鳳(はくほう)会のグループが提唱している。「ヘルプマスク」と称し、青いハート印をマスクに付けたり、青色のペンで描いたり。誰もが自然に支え合える社会づくりに向け、「少しの勇気とおせっかいを」と呼び掛ける。(坂本 勝)

 改正障害者差別解消法が5月に成立。障害がある人の移動や意思疎通を無理のない範囲で支援する「合理的配慮」の義務付けが、国や自治体から企業など民間事業者にも広げられた。

 義足や人工関節の使用、内部疾患や妊娠初期などは援助が必要でも外見からは分かりにくい。必要性を本人が周囲に知らせるヘルプマークは以前から知られている。同グループが7月、全国の男女千人にインターネット上で調べた結果、86%が「ヘルプマーク利用者が困っていたらサポートしたい」と回答。一方で、94%が「どのようにサポートしたらよいか分からない」と答えた。

 同グループは10病院や介護老人保健施設など60以上の事業所を運営する。医療や福祉に関わる立場から、ヘルプマークの有無にかかわらず手助けする意思を表すことが、遠慮なく互いに助け合える社会につながると考えた。

 発案者の桜井勇介さん(32)と毛利ひかるさん(28)=共に大阪市の大阪陽子線クリニック勤務=は「コロナ禍が続き、医療従事者の頑張りだけでは限界がある。互いに距離が生まれ、制約がある今こそ、おせっかいをかけ合う社会に」と訴える。

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