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室津地区の歴史や文化財について解説する看板=たつの市御津町室津
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室津地区の歴史や文化財について解説する看板=たつの市御津町室津

 北前船の寄港地として、関連の文化財が日本遺産に認定されている兵庫県たつの市・室津地区に7日、地域の歴史などを詳しく説明した看板が設置された。同地区の古刹(こさつ)・見性(けんしょう)寺前に立てられ、近くの住民らは「地元のPRに役立つ」と声を弾ませた。

 北前船は江戸中期から明治期にかけ、大阪と北海道の間を行き交った商船。海運を大きく発展させるとともに「人・モノ・文化」を各地に伝えた。寄港地や船主の集落は今も独特な町並みをとどめており、2017年に日本遺産に認定された。

 たつの市で認定されているのは室津海駅館や見性寺の石仏など計5点で、19年に追加された。看板の設置は、地域の歴史資源を次世代に引き継ぎたいと、住民らでつくる「室津を活(い)かす会」が企画。文化財の説明や室津地区の歴史などを写真や絵地図も交えて解説している。

 7日には音楽ステージなどで盛り上がる「室津ふるさと祭り」も周辺で開催。地元名産のカキの入った焼きそばやカキフライなどを提供する飲食ブースもあり、同市の会社員(36)は「歴史も食も盛りだくさんの内容で、たっぷり楽しめた」と笑顔を見せた。

 室津を活かす会の大西正清会長(73)は「多くの人に地元の魅力を知ってもらい、足を運んでほしい」と話した。(森下陽介)

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