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共用の冷蔵庫や冷凍庫が置かれた古民家tonariのスペース=赤穂市加里屋
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共用の冷蔵庫や冷凍庫が置かれた古民家tonariのスペース=赤穂市加里屋

 新型コロナウイルス禍で収入が減り、家計が厳しくなった世帯向けに、必要な食材を持ち帰りできる共用の冷蔵庫などが兵庫県赤穂市加里屋の古民家に設置された。「あこう子ども食堂」が企業や個人、商店などから寄贈を受けた食料品を保管。登録した利用者が古民家の鍵をカードで開け、人目を気にせず都合の良い時に持ち帰ることができる。12日午後1~4時には、内見会と食品を募るフードドライブを開く。(坂本 勝)

 コロナ感染防止のため、昨年4月から、子どもの居場所として開いていた子ども食堂を休止。困窮したひとり親家庭や子育て世帯向けに、手作り弁当や食材を無料で配る活動を毎週木曜の午後4~6時、同市加里屋の古民家tunagu(つなぐ)で続けている。

 共用するのは容量577リットルの冷蔵庫と同839リットルの冷凍庫で、ともに業務用冷凍冷蔵庫などを製造販売するフクシマガリレイ(大阪市)から寄贈を受けた。2台で計220万円相当といい、隣接する古民家tonari(となり)に置いた。

 主な利用対象は児童扶養手当受給世帯やコロナ禍で困っている世帯で、事前の登録を呼び掛けている。カード式の鍵で入退室を管理し、音声通話や録画機能を備えたカメラも設けた。登録者は午前8時から午後8時まで、かご1杯(4~5キロ)分までの食材をエコバッグに入れて持ち帰ることができる。

 冷蔵庫などを届けた同社岡山支店の森重雄公(ゆうこう)課長(46)は「社会貢献は会社の方針で、困っている人の役に立てば」と話した。あこう子ども食堂の岩崎由美子さん(56)は「支援を求めるひとり親家庭などは増えている。生鮮食品や肉、卵なども保管できるようになった。食材の寄付をいただけるとありがたい」とする。

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