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1部昇格を決めた関西福祉大女子バレー部(提供)
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1部昇格を決めた関西福祉大女子バレー部(提供)

 女子バレーボールの関西学生リーグ2部で、関西福祉大(兵庫県赤穂市新田)が7戦全勝で優勝し、入れ替え戦も制して初の1部昇格を果たした。部員不足で廃部になった後、2018年春にリーグへ復帰し、7部から再出発。無敗で昇格を続け、目標通り最短4年で悲願の1部入りを決めた。(坂本 勝)

 関西福祉大は2部昇格まで胸を借りていた兵庫大や姫路独協大などに快勝。14日に大阪学院大(1部12位)との入れ替え戦に臨んだ。「1部チームとの対戦で緊張感はあった」と4年の村吉花菜(かな)さん(22)。2セットを僅差で連取して好発進したが、第3セットは奪われ、元女子日本代表コーチの水野秀一監督(40)は「相手の執念を感じた」という。

 しかし、質の高い練習を重ね、大舞台に照準を合わせてきた選手は揺るがなかった。山本彩香コーチのビデオ分析などで対戦相手の対策も入念に練っており、4年の川上理梨奈(りりな)主将(21)は「勝つことしか考えなかった」。最後はフェイントで勝利が決まり、選手らはコート中央で抱き合って喜んだ。4年の木村桃華(ももか)さん(21)は「1年時からの目標を達成し、感極まった」と振り返る。

 効果を発揮したのが昨年夏から続けるジャンプトレーニングだ。関西福祉大の講師で陸上の跳躍競技を専門とする熊野陽人(あきひと)さんの指導を受け、垂直跳びは選手平均で9センチも向上した。

 さらにチームはVリーグ1部、ヴィクトリーナ姫路の運営会社と連携協定を結んでおり、23歳以下の育成を受け持つ。大学の指定強化クラブにもなり、西日本の高校から優秀な選手が集まった。リーグに復帰した18年当時の部員は1年生のみ13人だったが、4年生まで全学年がそろった今年はほぼ5倍の63人に。選手層の厚みが増し、誰が試合に出ても変わらないほど全体のレベルが上がった。

 地元企業などスポンサーの支えも大きかった。川上主将は今年8月、秋のリーグを前に足首の靱帯(じんたい)を損傷。松葉づえをつき、全治1カ月半かかったが、チームトレーナーのいるスポンサーの整形外科で治療した。

 1部リーグで戦うのは22年春から。卒業後、Vリーグ2部のフォレストリーヴズ熊本で競技を続けることが決まっている川上主将は後輩たちに1部優勝の願いを託し、「周りの応援を力に変えてほしい」と話した。

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