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姫路駅前でイチゴの販売会を企画するJA兵庫西イチゴ部会の田邊貴之さん=佐用町横坂
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姫路駅前でイチゴの販売会を企画するJA兵庫西イチゴ部会の田邊貴之さん=佐用町横坂
収穫に向けてイチゴを確認する塚本慶彦さん=たつの市揖西町
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収穫に向けてイチゴを確認する塚本慶彦さん=たつの市揖西町

 西播磨のイチゴ農家でつくるJA兵庫西の部会は2月10日、兵庫県姫路駅近くの商業施設「キュエル姫路」前で、旬を迎えたイチゴの販売会を催す。これまでは同県上郡町の農産物直売所「旬彩蔵」が会場だったが、若手の農家が増えた今シーズンは初めて姫路で開催。「地域で取れる自慢のイチゴを食べ比べてほしい」と準備に精を出している。(勝浦美香、直江 純)

■一時休部から「復活」

 同部会には現在、同県赤穂市や相生市、太子町などの農家12戸が所属する。高齢化で人数が減り、休部していた期間もあったが、2015年に再開した。若い就農者も増えており、昨年も3人が新たに加わった。

 部会長で、15年から生産する田邊貴之さん(36)は、同県佐用町横坂のハウスで章姫(あきひめ)、紅(べに)ほっぺなど4種類を栽培。「今年もいい味に育った」と胸を張る。当日は、色つやが良く甘酸っぱい「さちのか」、まろやかな風味の「やよいひめ」など数種類を計千パック準備する予定で、1パック500円で販売する。

 午前9時半~午後3時(なくなり次第終了)。各地の農家や販売店を紹介する「西播磨いちごマップ」を配布するほか、先着300人の購入者には部会特製の紙袋とイチゴ柄マスクをプレゼントする。光都農業改良普及センターTEL0791・58・2211

■味に感動した「脱サラ組」も

 同県たつの市揖西町の塚本慶彦(よしひこ)さん(34)は、JA兵庫西のイチゴ部会に今季加わった新規就農者の一人。市内のメーカーに勤めていたが、新鮮なイチゴの味わいに感動して脱サラし、昨年12月に「慶(よし)いちご園」を自宅近くに開いた。

 2017年に子ども連れで訪れた岡山県のイチゴ狩りが転機になった。「こんなにおいしいなら、自分でも育てたい」。自動車整備学校の出身で、ものづくりが好きだった。

 早速、家庭菜園に小さなハウスを建て、ホームセンターで買った苗からイチゴを育てた。地元の揖西町は山陽自動車道のインターチェンジにも近く、都市部の消費者も呼び込めると就農を決意した。

 実家は兼業農家だが、融資を受けて4300平方メートルのハウス用地は別に購入した。「紅ほっぺ」「章姫」など栽培する5品種の生育は順調で、ハウス内は甘い香りでいっぱい。「ヘタまで赤く熟した実もいいですが、少し酸味がある方が好きですね」。ほれ込んだイチゴの魅力を語ると笑みがこぼれる。

 農園での直売や地元のスーパーに卸すほか、1月24日からはイチゴ狩りも始める。妻ゆいさん(34)との家族経営で人手不足が悩みといい、「収穫が追いつかないのでイチゴ狩りは大歓迎」という。

 直売は午前9時~午後4時(不定休)。イチゴ狩りは大人2千円、小学生1500円、幼児千円(2歳以下は無料)。慶いちご園TEL080・3805・4415

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