兵庫県たつの市揖保川町出身の立命館大大学院生、山本和(のどか)さん(26)が沖縄県の離島に移住し、77年前の沖縄戦を知る島民から体験を聞き取る活動を続けている。昨秋には、戦中や戦後の暮らしを振り返る言葉を冊子にまとめた。山本さんは「戦争は人生の一部。でも、その戦争が平和な暮らしを奪うということを知ってほしい」と話す。(安藤真子)
山本さんが暮らすのは、那覇市から高速船で約1時間の距離にある慶良間(けらま)諸島座間味(ざまみ)島。600人ほどが暮らす小さな島は、観光地としても人気が高い。
同島は1945年3月26日、沖縄戦で初めて米軍が上陸。ガマ(自然壕(ごう))で手りゅう弾やカミソリを使い、自ら命を絶つ島民が相次いだ。
山本さんは大学2年だった2015年、友人らと初めて島を訪ねた。そこで、沖縄戦を知る田中美江さん(91)と出会う。77年前、田中さんは国民学校高等科2年生。一緒に逃げ込んだ教員が集団自決を図ろうとしたが、手りゅう弾が爆発せずに助かった経験があった。
当時の出来事を口にする姿に、山本さんは心を強く揺さぶられた。「体験者の記憶を後世に継いでいかないといけない」。それから、時間を見つけては島へ足を運び、話に耳を傾けた。
20年7月に島へ移住。田中さんの息子夫婦が経営する民宿に住み込みで働き、暮らしを共にする中で戦前戦後の生活も聞き取った。
冊子は昨年11月に完成させた。田中さんが語った体験や戦後の生活を島内の写真とともにB5判68ページにまとめ、知人らに配った。今後、戦争や沖縄の歴史に関心がある人にも有料(金額は未定)で配布するという。山本さんは今後も島での生活を続けるといい、「戦争を知らないからこそ、体験者を理解しようと努力し続けられる。将来は沖縄の平和教育に携わりたい」と話した。
冊子の希望者は山本さん(ndk_kyb@outlook.jp)へ。

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