西播

  • 印刷
会見の冒頭で謝罪する牟礼正稔市長(左から3人目)ら=赤穂市民病院(撮影・山本 晃)
拡大
会見の冒頭で謝罪する牟礼正稔市長(左から3人目)ら=赤穂市民病院(撮影・山本 晃)

 赤穂市民病院(兵庫県赤穂市中広)は28日、脳神経外科に在籍した男性医師(依願退職)の手術で医療事故8件(うち1件は医療過誤)が相次いだ問題を巡り、初めて記者会見を開いた。医療事故が次々と明らかになった後、病院が禁止したにもかかわらず、男性医師が手術1件と複数のカテーテル検査をしていたことを明らかにした。

 会見には牟礼正稔市長と4月に着任した寺谷進・病院事業管理者ら幹部5人が出席した。

 男性医師は2019年7月に採用。20年1月に70代女性の腰椎の一部を切除する手術で医療過誤が発生した。手術後に患者が死亡した1件などほかの医療事故も分かり、病院は同年3月1日、男性医師の手術とカテーテル検査などを禁止した。

 会見では、男性医師は禁止された後も執刀やカテーテル検査を続け、ほかの職員らも止めなかったことを明らかにした。男性医師は21年8月末に依願退職したが処分もなく、病院側は「法令順守意識が欠けていた」と認めた。

 一方、病院は3月、男性医師による医療事故が新たに3件あったと公表したが、院内の事故調査委員会の検証の結果、医療事故ではなかったとした。

 牟礼市長は「医療事故に遭われた患者、家族の方々には申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝罪。寺谷氏は「医療事故について市民や病院利用者に十分な説明ができていなかった。医療安全対策実施要項を改訂し、全職員に周知、浸透を図っている」と述べた。(坂本 勝)

西播
西播の最新
もっと見る
 

天気(8月17日)

  • 31℃
  • ---℃
  • 60%

  • 29℃
  • ---℃
  • 70%

  • 32℃
  • ---℃
  • 60%

  • 31℃
  • ---℃
  • 80%

お知らせ