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皮膚病にかかり全身の毛が抜けたタヌキ(読者提供)
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皮膚病にかかり全身の毛が抜けたタヌキ(読者提供)

 兵庫県佐用町大木谷の甲大木谷集落で、「謎の動物がいる」との目撃情報が相次いでいる。毛のない灰色の体に長い脚、細長い顔についた小さな耳。地域住民の間では「ワラビーだ」「ハイエナかも」と話題騒然だが、その正体は皮膚病のタヌキ。ペットや人に伝染する可能性も高いため、専門家は「決して接触しないで」と呼びかけている。

 同集落で暮らす70代男性は6月中旬、見たことのない動物が2匹、外で飼っているネコの餌を食べているのを見つけた。近づいて携帯電話で写真を撮ったが、逃げる様子はなかったという。その後も複数の人が2匹を見かけている。

 県森林動物研究センター(同県丹波市)の職員に画像を見てもらうと「ほぼ確実に、疥癬(かいせん)のタヌキでしょう」と教えてくれた。疥癬は皮膚に寄生するダニが媒介となり、激しいかゆみや全身の毛が抜けるなどの症状を引き起こす病気。10年以上前から県内のタヌキに流行し、イノシシやクマにも広がっているという。

 森林動物専門員の田口彰さんは「野生動物を餌付けしたり、近づいて触ったりするのは絶対にやめて」と強調する。西播磨の皆さん、ワラビーやハイエナはいませんが、よく似た動物には十分ご注意ください。(勝浦美香)

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