西播

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船引俊和駅長に花束を贈る赤穂高生ら=JR播州赤穂駅
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船引俊和駅長に花束を贈る赤穂高生ら=JR播州赤穂駅
備前福河駅に停車する電車に小旗を振る住民ら=赤穂市福浦
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備前福河駅に停車する電車に小旗を振る住民ら=赤穂市福浦

 兵庫県と岡山県の瀬戸内海沿いを結ぶJR赤穂線が1日、相生-東岡山の全線開通から60周年を迎え、兵庫県赤穂市内の二つの駅で記念式典などがあった。播州赤穂駅では赤穂高校生が駅員らに感謝の言葉を伝え、備前福河駅周辺では住民が電車に向かって感謝の手旗を振った。

 赤穂線は1951年12月12日に相生-播州赤穂で開業。62年に東岡山までの全線が開通した。通勤・通学など地域住民に欠かせない鉄道路線となっている。

 播州赤穂駅では記念式典があり、たつの市から通う赤穂高2年の宮本麻鈴さん(16)が「学校へ行く時、家へ帰る時、いつも赤穂線が私たちを運んでくれる。今まで以上に乗車マナーを守って赤穂線を利用したい」と駅員らに感謝の気持ちを伝えた。相生市から通学する同校2年で生徒会副会長の南木葵乃里さん(16)が船引俊和駅長に花束を手渡した。

 備前福河駅近くの田んぼでは、住民らが「赤穂線全通60周年ありがとう」の手作り看板を立て、色とりどりの小旗を振って電車を見送った。

 同駅は1日の平均乗客数が28人(2020年)と赤穂線で最も少ない。地元の住民は「この駅は赤穂市の出口であり入り口。鉄道や駅も地域の宝物だと思って大切に残していきたい」と話した。(坂本 勝)

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