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「ピットイン」では血圧測定やもち麦食による栄養補給も=福崎町西田原
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「ピットイン」では血圧測定やもち麦食による栄養補給も=福崎町西田原
辻川山公園内を電動車いすで走り抜ける選手=福崎町西田原
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辻川山公園内を電動車いすで走り抜ける選手=福崎町西田原

 高齢者らがハンドル付きの電動車いす「ポルカー」を運転して走るレース「ポルカー・グランプリ」が24日、兵庫県福崎町西田原の辻川山公園で開かれた。65~88歳のレーサー8人が全長1キロのコースを最高時速4キロでゆっくりと走り抜けた。(吉本晃司)

 地域活性化や高齢者福祉を楽しみながら考えようと、住民らでつくる実行委員会が初めて企画。会場にはさまざまなコスプレをした見物人も集まり、約500人が観戦した。

 「ポルカー」は同町内に本社を置くメーカー福伸電機が製造。最高時速は6キロ出せるが、安全のため今回は4キロに制限して実施した。優勝者は3カ月間無料で借りることができる。

 レースは1周250メートルでタイムレースの予選を行い、4人ずつ2組に分かれて決勝を行った。途中、もち麦食による栄養補給や血圧測定の「ピットイン」も。予選を1位通過してポールポジション(先頭スタート)をとったものの、最高血圧が180を超えて5分待機を課され、タイムロスする参加者もいた。

 優勝した赤穂市の浅木聡さん(82)は「初めて電動車いすに乗ったが、操作は簡単だった。優勝できてよかった」と話していた。

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