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化学肥料や農薬を抑えた特別栽培米のコシヒカリ。新しいブランド米を目指す=宍粟市千種町西河内
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化学肥料や農薬を抑えた特別栽培米のコシヒカリ。新しいブランド米を目指す=宍粟市千種町西河内

 兵庫県宍粟市千種町で、新たなブランド化を目指し、今年初めて植えられたコシヒカリの収穫が最盛期を迎えている。JAハリマと地元農家、市が協力し、化学肥料や農薬を抑えた特別栽培米を町内11軒7ヘクタールで育てた。黄色く色づいた稲穂がこうべを垂れ、稲刈り機の音が山あいの田んぼに響く。収穫した米は「ちくさの舞」と命名し、10月から販売をスタート。1、2日に同市一宮町で開く「新米祭り」にも登場する。(村上晃宏)

 JAハリマ管内(宍粟市の千種町、波賀町、一宮町)では農家数の減少と耕作放棄地の増加が課題だった。農家数は直近10年間で約350軒、水稲作付面積は約90ヘクタール減少し、耕作放棄地は189ヘクタールに上る。

 危機感を抱いたJAハリマなどは、安定的な農業経営を目指して新ブランド米の栽培に着手。寒暖差があり、ミネラル豊富な清流・千種川が流れる千種町の自然環境を生かし、昨年から試験栽培するなど計画を進めてきた。

 化学肥料や化学合成農薬の使用量を通常の2分の1以下に抑えた特別栽培米を育てた。牛ふんから作った堆肥を使い、除草や水の管理を徹底してきた。

 今年は天候に恵まれて病気も少なく、良質な稲穂に育ったという。生産農家の男性(58)=同市千種町=は「ブランド価値が出て高値で米が売れたら、若い子も水稲農家に挑戦しやすくなる。成功させたい」と意気込む。

 「ちくさの舞」は宍粟市一宮町須行名の農産物直売所「食彩館 伊和の里」で販売。新米祭りは1、2日午前8時~午後5時、伊和の里で開かれる。ちくさの舞は数量限定で玄米30キロ1万5千円。JAハリマ販売課TEL0790・72・0445

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