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1万日登山達成を喜ぶ有田良子さん(手前)と山仲間=雄鷹台山7合目
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1万日登山達成を喜ぶ有田良子さん(手前)と山仲間=雄鷹台山7合目

 兵庫県赤穂市教育委員会による千日登山ごとの顕彰制度が続く雄鷹台山(253メートル)で、同市の有田良子さん(77)が36年間記録を付け、通算2人目の1万日登山を達成した。登山グループ「オタカクラブ」によると、次に1万日に達する人は早くても10年以上先になる見込み。(坂本 勝)

 有田さんはJR播州赤穂駅南側に自宅があり、同駅北東の登山口が近い。「気分転換に」と登り始めたが、当初は顕彰制度の記録となる同クラブの登山簿に印を付けていなかった。40歳から付け始め、76歳だった昨年12月、1万日に到達。最初に大台を超えた常念初恵さん(77)=同市=に続いて達成し、今年9月末で1万277日になった。

 春夏は午前4時ごろからライトをつけて登り、同5時半ごろには家に戻る。日が短くなる秋冬は同9時ごろからと遅く出て、登山道の両側を彩るドウダンツツジなど紅葉の深まりを楽しむ。毎朝の登山は日々の生活に溶け込んだ。

 3千日登山を達成した夫が体調を崩してからは早朝に登る山仲間が支えだった。仲間と県外の夏山に出かけ、石鎚山(1982メートル)や大山(1729メートル)、鹿島槍ケ岳(2889メートル)にも登った。高い山に登れたのも「雄鷹台山で足慣らしし、山歩きが日常になっていたから」だという。

 膝の痛みを抱え、ゴルフアイアンのシャフト2本をつえにしてゆっくりと歩く。「ウグイスの鳴き声を聞いたり、紅葉や開花を楽しんだり。身近な雄鷹台山で季節を感じるのが何より。登る日数を徐々に減らそうと思うが、長年の習慣だったので体調を崩さないようにしたい」と話した。

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