古墳時代に儀式などに使われたとされ、兵庫県上郡町内で出土したつぼ形の焼き物「はそう」が、上郡町上郡の町郷土資料館に寄贈された。完全な形で残っているのは珍しく、千種川流域での出土品としては最大という。近く常設展示に加えられる。
寄贈したのは神戸市垂水区の中尾智香子さん(76)。実家が上郡町山野里にあり、はそうは長年、床の間に飾っていた。祖父の故眞殿(まどの)吾郎さんが1939(昭和14)年に近くの畑で掘り起こしたもので、引き継がれた父の故仁(しのぶ)さんが大切に保管していた。
実家は13年前に仁さんが他界してから空き家になっており、売却することになった。家財の整理をする中で、はそうは「地元で価値の分かる人に保管してもらう方がいい」と寄贈を決めた。
町郷土資料館によると、直径20センチ、高さ23センチで、通常の倍以上の大きさ。胴部分に約1センチの小さな穴が開いており、竹筒をストローのようにさして水や酒を注ぐのに使ったとみられる。はそうが出土した畑が30基の古墳が発見されている「大酒古墳群」の近くにあることから、元々は副葬品だった可能性が高いという。
資料館を訪れて寄贈した中尾さんは「父が『譲ってほしい』と頼まれても決して手放さなかった。たくさんの人に見てもらえれば、父も喜ぶと思う」と話した。受け取った学芸員の島田拓さんは「波打つような『波状紋』など模様もきれいに残っており、貴重な資料をいただいた」と感謝した。(地道優樹)

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