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「ど根性大根」の子孫を収穫する双葉小の児童たち=相生市向陽台
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「ど根性大根」の子孫を収穫する双葉小の児童たち=相生市向陽台
アスファルトの路面から頭を出した「ど根性大根」=同市那波野(2005年10月)
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アスファルトの路面から頭を出した「ど根性大根」=同市那波野(2005年10月)

 2005年に兵庫県相生市でアスファルトを突き破って現れ、全国区の人気となった「ど根性大根」。その子孫が双葉小学校(同市向陽台)の児童によって収穫された。70~80センチの大物が次々に引き抜かれ、児童たちは「こんなん持って帰られへん」と歓声を上げた。(地道優樹)

 ど根性大根は同市那波野の歩道で見つかり、「大ちゃん」と名付けられて話題になった。何者かに根を折られたが、茎から採取した花芽を培養するなどして種が受け継がれた。

 発見場所が校区内にある双葉小学校では、10年ほど前から3年生の総合学習で子孫の栽培を続けている。住民団体「ヒコ池ファーム」が管理する近くの畑を借り、今年も9月に約100人が種をまいた。

 放課後の水やりや草抜きのかいもあり、今年は例年よりも大きく成長。児童たちは土の上に顔を見せるダイコンを前後左右に揺さぶり、1人2本ずつを引き抜いた。女児(9)は「教科書をまんぱんに入れたランドセルより重たい。家でみそ汁にしてもらおうかな」と笑顔を見せた。

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