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播州ではおなじみ「チャンポンめん」=たつの市揖西町、イトメン
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播州ではおなじみ「チャンポンめん」=たつの市揖西町、イトメン
機械で薄く生地を延ばしていく=たつの市揖西町、イトメン
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機械で薄く生地を延ばしていく=たつの市揖西町、イトメン
約100度の高温で麺を蒸す=たつの市揖西町、イトメン
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約100度の高温で麺を蒸す=たつの市揖西町、イトメン
おいしい、安全な商品を届けるため、人の目でチェック=たつの市揖西町、イトメン
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おいしい、安全な商品を届けるため、人の目でチェック=たつの市揖西町、イトメン

 神戸新聞社が23日午後5時から配信するオンライン番組「神戸新聞フェス」。メインコーナーでは神戸、姫路、淡路、但馬の記者が、各地の名物グルメや地域の知られざる仕事の現場を動画でお届けします。姫路本社からは私、記者が、播州人が愛する即席麺「チャンポンめん」ができるまでを紹介。製造するイトメン(兵庫県たつの市揖西町)には「今年はチャンポンめんを見ると涙が止まらない」という人たちがいるそうで…。

 西播版、姫路版の読者にいまさら説明は不要とは思うが、チャンポンめんはイトメンが販売する即席麺。原型の「トンボラーメン」は1958(昭和33)年、あの「チキンラーメン」に続いて、世界で2番目に誕生した即席麺だ。

 商品名の由来は「野菜などのいろいろな具とチャンポンして(混ぜて)食べてほしいから」。あっさりした塩味は、発売当時から変えていないという。余談だが、長崎県出身の私は初めて食べたとき、「味が長崎ちゃんぽんと違う!」と衝撃を受けた。

 播州はもちろん、北陸地方などでも人気というチャンポンめん。そんな看板商品を見て、なぜイトメン社員は涙を流すのか。直販課長の伊藤しげりさんが教えてくれた。

 「実は今年、チャンポンめんの発売59周年なんです。だから『号泣』年と称して、キャンペーンを展開しています」。あっ、ただの駄じゃれなんですね…。

 思わずツッコミを入れたが、要するに来年は発売60周年というわけだ。同社は節目を盛り上げようと、伊藤喜忠専務が背負子(しょいこ)にチャンポンめんを詰め、駅前などで配り歩く「発売60周年目前」キャンペーンを行っている。毎回訪れる熱心なファンもいるといい、アニバーサリーイヤーに向けて着実にPRを重ねる。

 23日の神戸新聞フェスでは、そんなロングセラー商品が完成するまでの工程を動画で紹介する。チャンポンめんを味わいながら、ぜひご覧ください。

 番組は電子版「神戸新聞NEXT」や動画サイト「神戸TV」のユーチューブチャンネルから。俳優森山未來(みらい)さんの特別インタビューや本紙で連載した童話「かなしきデブ猫ちゃん」の重大発表、プレゼントが当たるコーナーなどもある。

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