乗降客が増える年末年始に合わせ、兵庫県佐用町三日月のＪＲ三日月駅にイルミネーションがともされた。地元の有志約３０人が約１万５千個の発光ダイオード（ＬＥＤ）で作った。ツリーや電車、三日月マークなどの飾りが住民や帰省客らの目を楽しませている。

　三日月地域づくり協議会が約１５年前に始めた。駅員がいない駅の防犯も兼ねて、毎年１２月から１月にかけて行っている。

　今年は同協議会イルミネーション部会の７人を中心に、１１月ごろから約１カ月半かけて準備した。高さ約７メートルのツリーはＬＥＤを一新し、昨年より明るさが増したという。

　同部会の松尾隆司さん（５５）＝同町＝は「地域の方はもちろん、帰省した人がイルミネーションを見てほっとしてくれたらうれしい」と話している。

　１月２８日まで。点灯時間は午後５時～同１１時２０分。町役場三日月支所ＴＥＬ０７９０・７９・２００１