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「播磨灘牡蠣ラスク」がグランプリに輝いた喜多マリコさん。全て手作りしている=相生市相生
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「播磨灘牡蠣ラスク」がグランプリに輝いた喜多マリコさん。全て手作りしている=相生市相生
金賞の「でーなんね餅」
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金賞の「でーなんね餅」
「グルテンフリー・ベジタブルフィナンシェ」
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「グルテンフリー・ベジタブルフィナンシェ」
「渋皮煮のプリン」
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「渋皮煮のプリン」

 兵庫県・西播磨の農林水産物を使った加工食品のコンテスト「西播磨フードセレクション2022」で、同県相生市で料理教室を主宰する喜多マリコさん(39)の「播磨灘牡蠣(かき)ラスク」が最高賞のグランプリに輝いた。播磨灘産カキのエキスを生地に練り込み、カリカリの食感に焼き上げた。香ばしい風味が口の中に広がり、酒のつまみにもぴったりだ。

 コンテストは2012年から、西播磨県民局や管内4市3町などでつくる実行委員会が開催。今回は18品の応募があった。おいしさや個性、安心・安全の観点から審査し、グランプリ1点と金賞3点が決まった。

 喜多さんは相生出身で、5年前に相生湾沿いの相生(おお)地区でキッチンスタジオ「ボン・マーク」を開いた。「故郷ならではのお土産をつくりたい」と、2年ほど前から特産のカキを生かしたクッキーやパイなどの試作を重ねてきた。

 最終的に行き着いたのが甘くない塩味のラスク。生地には赤穂市産の米粉を主に使い、オーブンで2度焼きすることでカキのうまみが引き立つ「ほどよい硬さ」を実現した。「食べ進めたくなるお菓子になったかな。お酒やクリームチーズとよく合います」と話す。

 ラスクは40グラム入りで486円。JR相生駅前の「あいおい情報ラウンジ」や、道の駅「あいおい白龍(ペーロン)城」(同市那波南本町)などで販売している。ボン・マークTEL090・7964・2981

金賞は次の通り。

 でーなんね餅(赤穂みかん)=前川農産(赤穂市)▽グルテンフリー・ベジタブルフィナンシェ=株式会社ささ営農(たつの市)▽渋皮煮のプリン=くりすチェスナッツ(同)

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